≪≪フロスト×ニクソン≫≫
1974年8月9日、第37代アメリカ合衆国大統領リチャード・ニクソン(フランク・ランジェラ)が、ウォーターゲート事件の汚名にまみれて辞職。その光景をテレビで見ていたトーク番組の人気司会者デビッド・フロスト(マイケル・シーン)は、ニクソンに対する単独インタビューを企画。ニクソンの代理人にコンタクトを取る。 ![]() 生きてて良かったー。 そう、思えてしまったよ。思わず。 これは最高なヒューマン・ムービーだ! かつての有名テレビ司会者であるデイヴィッド・フロスト。 任期途中にウォーターゲート事件にて失脚した ニクソン大統領への挑戦状を叩きつける!!! フロスト演じるのは かつてケイト・ベッキンセールと結婚し離婚済の マイケル・シーン。 最高な視聴率を生み出すエンターテイナー役へ。 そしてニクソン大統領! これが見もの! ほんっとうに存在からして圧倒される。 その1つ1つの細かな仕草、表情、動作、 すべてがニクソンだった。 単なるモノマネではない。 凄かった。トリハダもの。 そんなに興奮するなって? 観ればわかるよ。彼の演技観たら どんなヤツだって興奮するから。 そんなニクソン大統領をみごとに演じ切ったのは フランク・ランジェラ氏。 どこかで・・・・・・って思って 家に帰って復習してみたらやはり!! 「スーパーマン・リターンズ」にて 悪役演じたスキンヘッドのおじさんだった! あーなるほど。 って、全然違うよ! さすが演技派。 09年度アカデミー賞主演男優賞ノミネートされている事は あえてこの場で書くまでもなし。 フロストのパートナーにレベッカ・ホール。 めっちゃくちゃ綺麗でした。 非課税の国出身だなんて言われていますが、 ラストまでフロストの事を支えていました。 変に色っぽくないから、この作品にピタリとあてはまっていました。 紅一点。 「ミスティック・リバー」のケヴィン・ベーコンが イイ味出してました。 彼ってサスペンス系が似合うから、 今作でどうなの?と思っちゃいましたが、 ニクソン崇拝、その意気込みがひしひし伝わった。 ラスト・インタビューでツッコミ入れたくなる気持ちも良くわかる。 映画サービスデーに観たせいか、 満員御礼。 スーツ姿の男性が多くいらっしゃったかな。 この映画を1,000円で観れたのは 本当に安く思えてしまう。 1,800円出しても全然痛くない。 もう1度観たいな。 俳優さんを目指している方にとって、 そして英語の勉強をされている方にとっても タメになる1本ではないかと思う。 良かった。良すぎ。 ロン・ハワード監督といえば 拡大系作品が多いけど、 今作は初のドラマとして、 また新たな一面を出しましたね。お見事。 ただ、後半部分がダッシュで描きすぎか。 もう15分ほど長く上映し、丁寧に放映していれば カンペキだったかも。 そう思えてしまうのは、ワガママかも。 ![]() 評価⇒★★★★★★★★★☆ スポンサーサイト
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