今でも、昨日の事のようにおぼえている。。
映画館を出ても 目が赤く腫れ、昼の陽射しが強く感じていた。 ぐしゅぐしゅしながら、 前をボーッと見て歩いていたのを覚えている。 「きみに読む物語」 次から次へと涙ばかり溢れ出た。 ラストにかけては号泣映画。 個人的には大好物な作品。 その、作品の作家ニコラス・パークが生み出したのが 今作。 ≪最後の初恋≫ ![]() 身勝手な夫や思春期の娘との関係を考え直すため、 ノースカロライナ州のローダンテという海辺の 小さな街にある友人の宿を手伝いにきた エイドリアン(ダイアン・レイン)だが、大きな嵐が来るという予報を聞く。 そこへ宿の唯一の客となる ドクター・ポール・フラー(リチャード・ギア)が到着するが、 彼もまた心に問題を抱えていた。 「きみに読む物語」ほど涙こそ出なかった。 リチャード×ダイアン両者がとても良かったー。 良し悪しはともかく。 まず、第一言目の感想。 「最近、こーゆー映画って、観ないなぁ」 若年層の恋愛には見られない、 落ち着いた恋愛。 本当に綺麗で。 街のパーティの時。 踊る2人は本当に絵になっていた。 美しい曲と共に。。。 別れの時間が過ぎてゆく。 ダイアン・レインは、本当に綺麗だなぁ。 あーゆーふうに年をとってゆくのを楽しみたい。 駄作「ジャンパー」の事には触れず。 彼女の作品、といえば 私のなかでまず「トスカーナの休日」を思い出す。 同じく素敵な内容だった。 がしかし 残念だった点は 前半部分の紐が緩すぎたところか。 台風のシーンはホラー映画のよう。 CGとあわせて。 実際もっと凄そうだよな。 茶箪笥が倒れ落ちるどころじゃないだろ。 しかもどのように息子が発作起こしたと わかったのか。 後半にかけて盛り上がりを見せている。 オキマリな「手紙」のシーンもアリ。 なにはともあれ、 彼の作品は 一語一語が本当に丁寧で。 刺繍のようなストーリー構成なんですよ。 そこが好き。 ハリウッドだとか、 3DやCGといわれているこのご時世映画。 珍しいのかもしれない。 マニュアル的ムービー。 それもまた良し。 ![]() スポンサーサイト
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