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本題にはいる前に、愚痴っていいですか? (笑) 本日祝日、東京都は武蔵村山市の 都内最大級アウトレット、その名も “ダイヤモンドシティ・ミュー”に行ってきまして、 水曜日なので映画を観てまいりました。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 11時から上映開始・・・ であるはずが、 チケット並んでならんで並んでならんで その時間 40分。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 間に合うのか?!いや、間に合わなかった。。 栓が切れ始め、いそいで買うが 場内は真っ暗。。指定席ではあったが、 もうそんなこと言ってられません。 とりあえず空いている席に座り、 スクリーンに目を移したそのシーンに目は釘付け。 「なんだよ、こりゃ!?」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 【パフューム ある人殺しの話】 ![]() さて、この作品をどう評価しよう。 なんて言おう。いや、迷うはずがない。 ある人は 変態じゃん!!でしょうね。 いや、私も 変態かよ、って。 こんなに前代未聞で、狂ってて・・・ でも、逆に、監督凄いなって。 この物語のメインって、「鼻」ですよね。 この嗅覚のみどころというのか。凄い。 スクリーンから、漂うグルヌイユの存在感、 フランス、そして狙われる赤髪の美女たち。 “自分”に体臭がないことに気づき、 声の出ないショックに思い悩む。 ベン・ウィショーの体当たりな演技力がすごかった。 そして、注目の若手女優 レイチェル・ハード・ウッド(ローラ)。 びっくりしましたね、可愛いというよりも素敵。 ![]() 将来が期待大ですね。赤髪もすごく似合っていました。 音も匂いすら発さず、寝室に入ってきたグルヌイユを見る その丸く愛らしい中にも困惑の混じった目は すごく印象的でした。 若干、「あなたは?」と口を開きそうになった表情。 この曖昧な、なんともいえない表情がすばらしかったです。 目と目が合ったその時 掲げた手に持った鈍器が一度さがった時は、 一旦はほっとしたものの、 結果としてグルヌイユの“必要なもの”と化した。 その“必要なもの”が、パリを地獄といえる天国へ落す ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 夢はかなった。 けれど、愛は、決して手に入らなかった。 母親よりも捨てられ、その人生は決して良い事がなく。 愛する者は、愛を与えてもらえず。 愛が手に入らないからこそ、自分の手で愛を“創り” 創り、保ち、殺し、愛し、守り、秘め、 そしてまた、新たな愛を創る。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ローラを“必要なもの”と化すため、 かなりの無理がある。そこは本当に笑わざるを得ない。 そして迎える驚愕のラスト。 ラストイヴ?(ラストの一歩手前) あれはもう。。。 いや、言葉であらわすよりも、 むしろその目で確かめて下さいと。 よくもあれだけのエキストラ集めましたよ。 戦闘シーンに呼ぶエキストラよりも 高いギャラにしないと(苦笑)ね。 でも、どうしてもあの「香り」はかげなかったですね。 それまでの「匂い」はなんとなくスクリーンを通じて “感じられた”のですが。 いーろいろな意味で、 観たら忘れない作品。 ずっと頭に突き刺さっている作品。 記憶から消されないような、 ずっと刻まれる香りの漂う映画でした。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 世界がひれ伏す 究極のパフュームに ぜひ 酔いたい。 ![]() 〈あらすじ〉 ときは18世紀。 パリの魚市場で産み落とされたジャン・バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)は産まれた時より驚異的な嗅覚を持っていた。 青年に成長したある日、赤毛の少女が発する至福の香りに出会うが、夢中になるあまり彼女を殺してしまう。 死と共に香りも消えてしまうことを知った彼は、香りを永遠にとどめておく方法を探るため調香師(ダスティン・ホフマン)に弟子入りし、さらなる技を求めて職人の街グラースへ向かう。 途中、自分自身に体臭がないことに気づき衝撃を受けるが、やがて運命の香りと再会する。 そして、パリでは髪の毛を切られた美女の裸体がつぎつぎと死体となって姿を現しはじめ・・・ スポンサーサイト
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フランス旅行計画に
2007/03/22(木) 12:25:12 | モンサンミッシェル
2007年17本目の劇場鑑賞です。公開当日観ました。「「ラン・ローラ・ラン」「ヘヴン」のトム・ティクヴァ監督作品。ある“香り”にとりつかれた一人の青年が、その香りを追い求めるあまり、恐るべき凶行へと駆り立てられていくさまを緻密かつ緊張感みなぎる映像で綴る。映..
2007/03/25(日) 22:12:16 | しょうちゃんの映画ブログ |
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